所有馬が200頭を超えたので、そろそろどの馬が最強なのか確かめることにした。とはいえ、さすがに全頭総当たりってなるとキリがなく、かと言って一戦限りのトーナメント方式も運要素が大きく作用するから力較べにはふさわしくないなあ、てことで、選抜馬だけのリーグ戦形式にした。着順にポイントを割り当てて、その合計が高い馬が勝ちって形式ね。選抜馬とはいえ総当たりはさすがに労力がハンパないので、予選→本戦を行うことにした。試行回数があまり多くないうえに対戦しない組み合わせも存在するけど、厳密性より蓋然性ってことで。
選抜馬はこうやって決めましたよ
対象馬選定の基準は以下の通り。
- レーティング上位30頭を選出し*1、レーティングが高い順で10頭ずつA~Cの3組に割り当てる。
- レーティング順に漏れた馬の中から合計値が高い順に10頭を選出。ただ、純粋な合計値だと気性A産駒が上位独占なのは明白なので、合計値には気性B・C種牡馬産駒は+10、非去勢気性C産駒はさらに+15の補正を加える*2。
- 前項2の組に、特別推薦馬枠の2頭*3を追加した12頭をD組とする。
*2:この補正値をランク分けと同等にすると、今度は気性B・C産駒まみれになるので、この辺が落とし所として妥当かな。
*3:能力の割に好走率が高いカーリアン産駒のヴンダーカンマーと、個人的趣味でグレートローマン産駒のジードカタコンベをぶちこんだ。
というわけで、選出馬はこちら。いい機会なので、ついでに牝馬最強戦も同時に行うことにした。こちらは18頭全てが対象。なお、加橋ブーストを用いて生産した馬は今回の選抜から除外している。
| レーティング A組 | レーティング B組 | レーティング C組 |
|---|---|---|
| プルガトリウム | ジードクムバカルナ | ジードエンケラドス |
| ジードパラノイア | ジードアマデウス | ジードバルバロッサ |
| ジードシュライン | ジードメガプリズン | ジードメルキュール |
| ジードウロボロス | ジードアルカトラズ | ジードネクロポリス |
| ジードクリフォト | ジードテムペスト | キドニーコレクター |
| ジードブロンクス | ジードシンドローム | クロケアモルス |
| ジードインペリアル | ジードヴォイニッチ | ジードカマーゼン |
| ジードラグナロード | アストラルブレス | ジードギブソン |
| ラッキールチアーノ | マーダーデバイス | ジードオヤウカムイ |
| ジードブリュメール | ベッテンコート | ジードアテルイ |
| 合計値 D組 | 牝馬 A組 | 牝馬 B組 |
|---|---|---|
| アイアンステート | ミネルヴィスティー | トリアドリュネ |
| ジードカンギテン | チャイナガール | ペルーシュネロ |
| ジードプルトニウム | エルリニャーサ | シュアハール |
| ジードウラジーミル | ロダリーチェ | メイヴローザ |
| ジードキズメット | ポルナパレカ | グラマラススカイ |
| ダブルスピーク | ギロティーヌ | シャラマアト |
| スモーキーダイナー | ヒステリア | レタッチリ |
| クリムゾンフォート | ルクシャリア | ココペルマナ |
| ジードヒヒイロカネ | マーヴネリア | パラドゥリーナ |
| レクイエムシンガー | ||
| ヴンダーカンマー | ||
| ジードカタコンベ |
で、肝心のレギュレーションは?
- 舞台は東京芝2000m、定量戦とする。
- A~Dの各組で10戦ずつの予選を行い、着順に応じたポイントを加算する。
- ポイントは、1着=15P、2着=5P、3着=3P、4着=2P、5着=1P。
- 各予選組のポイント合計上位2頭が本戦に進出する。
- ポイントが同値の場合は1着回数が多い方が進出。1着回数も同じだった場合は掲示板に載った回数が多い方とし、それも同数だった場合はワンマッチ戦を行い着順が上だったほうが本戦へ進む。
- 枠順について、1戦目はレーディング(能力合計値)順とし、以降1戦ごとに内枠へスライドする。前のレースで1枠だった馬は大外枠へ入る。
- 本戦進出馬が決定したあとは各組で敗退馬同士のワンマッチ形式の敗者復活の予選を行い、上位2頭が敗者復活戦へ進む。敗者復活戦で優勝した馬1頭だけが本戦へ進出する。
- 牝馬は9頭ずつに分けて予選を行う。レギュレーションに関しては上述と一緒。ただし予選は9回戦とする。各予選組の成績上位5頭が決定戦へ進出し、10戦を走ってポイント合計最上位の馬を最優秀牝馬とする。最優秀牝馬は本戦へ進出する。なお、牝馬戦の敗退馬は敗者復活戦へ参加しない。
- 上記の選抜によって、予選A~D組の各上位2頭=8頭、最優秀牝馬1頭、敗者復活1頭の計10頭で本戦を実施する。
- 本戦も予選同様の10回戦とし、ポイント合計が最も高い馬を優勝とする。ポイント同値の際の取り決めは上述の通り。なお、予選のポイントは本戦に持ち越されない。
てなわけで、レース数も多いんでちゃっちゃか進めましょうねー
結果については、レースごとの着順を掲載(空欄は6着以下)。
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- 予選 A~D組
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レーティング A組
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●出走馬
10頭中7頭がSランク、全馬レーティング140以上の激戦区。スピ根の平均値が高い反面、スタミナ豊富なタイプは割と少ない。性齢 Rate. 能力値 父馬 プルガトリウム 牡5 144 130/122/96/93 Rainbow Quest ジードパラノイア セン5 144 131/117/98/79 アウザール ジードシュライン セン5 143 128/123/99/79 ノーアテンション ジードウロボロス 牡5 143 131/116/99/73 タマモクロス ジードクリフォト 牡5 143 132/112/96/93 アンバーシャダイ ジードブロンクス セン5 143 128/121/99/79 アサティス ジードインペリアル 牡5 142 131/110/99/79 マルゼンスキー ジードラグナロード セン5 141 131/111/98/79 サクラチヨノオー ラッキールチアーノ 牡5 141 131/107/98/89 Seattle Slew ジードブリュメール 牡5 140 133/90/99/97 アンバーシャダイ 全馬の印比較はこんな感じ。
左2はジードクリフォト、右2はプルガトリウム、右1はジードブリュメールとジードインペリアルが厚めではあるものの、能力は拮抗しているので誤差程度の優劣でしかない。
実際、スピイレや超絶好調のほかレース開始前能力決定時にスピードの揺れが生じるので、印の強弱は結構変動する(これは他の予選組も同様)。●1回戦
ジードクリフォトがジードブロンクスとの競り合いを制してまずは1勝目。一番人気プルガトリウムはイレ込みがきつく、まさかの最下位。●2回戦
直線3頭横並びの中からジードブロンクスが抜け出し、1戦目の雪辱を果たす。●3回戦
先に抜け出したジードインペリアルをジードブロンクスが内から差し切り、早くも2勝目。レーティング首位のプルガトリウムはまたしても着外。●4回戦
プルガトリウムとジードインペリアルが鍔迫り合いを演じていたところに、馬群を縫って上がってきたラッキールチアーノがゴール直前で差し切り勝ち。3連勝がかかったジードブロンクスは着外に沈む。●5回戦
3頭の叩き合いを制したのは最内のジードクリフォト。予選A組はこれで半分を消化したが、レーティング1位プルガトリウムと2位ジードパラノイアはここまで勝ち星なし。●6回戦
先に抜け出したジードブロンクスを、ゴール直前でSP133馬のジードブリュメールが捉える。2着には外から伸びたタマモクロス産駒のジードウロボロスが入線。●7回戦
一番人気プルガトリウムが、直線早めに抜け出すとそのまま後続を寄せ付けず待望の初勝利。レーティング首位の面目を施した。●8回戦
ジードブリュメール、ジードウロボロス、プルガトリウムが競り合っていたところに、大外から伸びたジードブロンクスが3頭をまとめて差し切り勝ち。同馬はこれで本戦進出がほぼ確実となった。なお、勝ち時計の1.50.1は今回の全予選・本戦を通じて最速のタイム。●9回戦
レース中の画像は撮り忘れたので無し。先に抜け出したジードシュラインをジードブロンクスが交わし、ジードパラノイアの追撃を抑えて予選4勝目。●10回戦
白毛馬ジードパラノイアが残り100mでジードウロボロスをかわして初勝利。本戦へ望みをつなぎたいところだが……。●予選結果
10戦中4勝という圧倒的な結果を残したジードブロンクス、2勝を挙げ掲示板にも7回載ったジードクリフォトの2頭が本戦へ進出。1R 2R 3R 4R 5R 6R 7R 8R 9R 10R 獲得P ジードブロンクス 2 1 1 2 3 1 1 73 ジードクリフォト 1 5 4 3 1 3 4 41 プルガトリウム 4 2 5 4 1 2 3 33 ジードパラノイア 3 2 5 2 1 29 ジードブリュメール 5 1 3 5 20 ラッキールチアーノ 5 1 5 17 ジードラグナロード 3 2 5 4 2 16 ジードウロボロス 5 3 2 4 4 5 14 ジードインペリアル 4 2 4 4 11 ジードシュライン 3 3 6
レーティング首位のプルガトリウムと同2位のジードパラノイアも健闘したが、前者は決め手がやや足りず、後者は気の悪さが出てしまった場面が多かった。
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レーティング B組
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●出走馬
こちらも粒ぞろい。セン馬や気性B産牡馬が目立つ。スピードに関してはA組より若干控えめか。性齢 Rate. 能力値 父馬 ジードクムバカルナ セン5 140 128/115/99/79 バンブーアトラス ジードアマデウス 牡5 140 123/124/99/95 アンバーシャダイ ジードメガプリズン セン5 140 127/121/98/79 ギャロップダイナ ジードアルカトラズ 牡5 140 131/115/98/69 マルゼンスキー ジードテムペスト セン5 140 126/124/98/79 マルゼンスキー ジードシンドローム セン5 140 133/104/97/79 アウザール ジードヴォイニッチ 牡5 139 126/124/98/83 アンバーシャダイ アストラルブレス セン5 139 128/120/98/79 Rainbow Quest マーダーデバイス 牡5 139 131/103/98/89 Cozzene ベッテンコート 牡5 138 131/111/98/69 Caerleon 全馬の印比較はこんな感じ。
アンバーシャダイ産駒の2騎(ジードアマデウス、ジードヴォイニッチ)に左2と右2の印が集まっている。
右1はスピード130超えのジードシンドローム、ジードアルカトラズ、マーダーデバイス、ベッテンコートが厚くなる傾向にあった。●1回戦
3頭の叩き合いから抜け出したジードヴォイニッチとアストラルブレイズが鼻面を合わせての入線。判定の結果、ジードヴォイニッチがハナ差で勝利。●2回戦
ジードテンペストが直線半ばで抜け出すと、豊富なスタミナを活かして押し切り勝ち。2着にジードヴォイニッチ、3着には外から鋭く追い込んだベッテンコートが入った。●3回戦
直線は4頭がもつれる混戦に。制したのはカーリアン産駒のベッテンコート。●4回戦
ゴール前はジードメガプリズン、ジードヴォイニッチ、ベッテンコートの3頭の叩き合いに。これをベッテンコートが制し、第3戦に続く連勝を決めた。●5回戦
ジードヴォイニッチとマーダーデバイスが先頭争いを繰り広げているところに、外から猛然と伸びたジードシンドロームが2頭を両断。安田富男、乾坤一擲の鬼騎乗。●6回戦
直線は前3頭が後続を大きく離しての先頭争い。ゴール前で争いは2頭に絞られ、これに勝利したのはコジーン産駒のマーダーデバイス。●7回戦
残り200mを過ぎたあたりから、アストラルブレスとジードアマデウスのマッチレースに。食い下がるアマデウスを振り切り、アストラルブレスが先頭でゴールを駆け抜けた。B組は海外繋養種牡馬産駒の好走が目立つ。●8回戦
ゴール前は3馬身圏内に8頭が殺到する大混戦。ワンテンポ早めに抜け出したジードアマデウスが、スタミナを利して後続を抑えきった。●9回戦
先頭が目まぐるしく入れ替わる叩き合いの末、ジードアマデウスが第8戦に続いて連勝。2着にはここまで2勝を挙げたベッテンコートが入り、予選B組の大勢はほぼ決したか。●10回戦
馬群からいち早く抜け出したジードテンペストとマーダーデバイスが熾烈な叩き合いを繰り広げ、ゴール直前で半馬身抜け出したマーダーデバイスに凱歌が上がった。●予選結果
2勝を挙げ、入着率も50%超えのベッテンコートとジードアマデウスの2頭が本戦に進出。アンバーシャダイ産駒の本戦進出は、予選A組のジードクリフォトに続いて2頭め。1R 2R 3R 4R 5R 6R 7R 8R 9R 10R 獲得P ベッテンコート 4 3 1 1 5 2 41 ジードアマデウス 4 4 2 1 1 39 ジードテムペスト 5 1 2 5 4 2 2 34 マーダーデバイス 5 3 1 1 34 ジードヴォイニッチ 1 2 3 2 2 33 アストラルブレス 2 3 1 5 3 27 ジードシンドローム 5 1 5 4 4 5 22 ジードメガプリズン 3 2 5 3 4 14 ジードアルカトラズ 5 4 4 3 3 11 ジードクムバカルナ 4 3 5
一方で、2勝を挙げながらも安定性にかけたマーダーデバイスと、組内トップの入着7回を誇るもあと一歩勝ちきれない場面が多かったジードテンペストは惜しくも敗退。敗者復活戦へ望みを託すことに。
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レーティング C組
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●出走馬
父馬のラインナップが多彩で、一頭として重複していない。レーティング組唯一の4歳馬がいたりと、面白い顔ぶれが集まる一戦となった。性齢 Rate. 能力値 父馬 ジードエンケラドス 牡5 138 128/120/96/79 バンブーアトラス ジードバルバロッサ セン5 138 126/120/98/79 ラシアンルーブル ジードメルキュール 牡5 138 127/114/96/98 ジェイドロバリー キドニーコレクター セン5 138 131/103/98/79 Darshaan ジードネクロポリス セン5 138 131/103/98/79 リヴリア クロケアモルス 牡5 137 125/123/96/93 Rainbow Quest ジードカマーゼン 牡5 137 125/123/96/93 アンバーシャダイ ジードギブソン 牡5 137 127/115/99/80 ラグビーボール ジードオヤウカムイ 牡5 137 130/116/99/60 メジロティターン ジードアテルイ 牡4 137 126/125/98/69 マルゼンスキー 全馬の印比較はこんな感じ。
これまでの予選同様、やはりアンバーシャダイとレインボークエスト産駒の印が厚め。
右1はスピード130超えのキドニーコレクター、ジードネクロポリスのほか、根性99のジードギブソン、ジードオヤウカムイも厚い。●1回戦
残り100を過ぎたあたりで馬群から抜け出した白毛馬ジードオヤウカムイが、ジードアテルイの追撃を振り切って勝利。●2回戦
競り合う中で内からスルッと抜け出したジードアテルイが、第1戦の雪辱を果たす勝利。2着と3着には粘りきったジードエンケラドスとジードバルバロッサが入線した。●3回戦
直線半ばで抜け出したジードギブソンとキドニーコレクターが火の出るような叩き合いを演じる。勝利したのは勝負根性99を誇る、ラグビーボール産駒のジードギブソン。●4回戦
先に抜け出したジードネクロポリスに内からジードオヤウカムイが強襲。一旦は差されるも、即座に差し返したジードネクロポリスのハナ差勝ち。●5回戦
好位追走のジードギブソンがジードオヤウカムイを差し切って2勝目。ジードオヤウカムイは第4戦と似たような内容で2着惜敗。●6回戦
前3頭が後続を大きく離し壮絶な叩き合いに。最後は我慢比べに強いクロケアモルスがクビ差だけ残して粘り勝ち。●7回戦
直線早めに抜け出して連勝を狙うクロケアモルスに、内からジードアテルイ、外からジードギブソンが襲いかかる。鋭い末脚で先頭に躍り出たジードアテルイが、ジードギブソンを抑えて2勝目を挙げた。●8回戦
残り200を過ぎたあたりでジードオヤウカムイとジードバルバロッサの一騎打ちに。これをアタマ差でバルバロッサが制する。ジードオヤウカムイはこれで3度目の2着。●9回戦
4頭横並びの競り合いを制したのはジードネクロポリス。同馬はこれで予選2勝目。本戦出場の椅子争いは最終戦まで分からなくなった。●10回戦
混戦を制したのはバンブーアトラス産駒のジードエンケラドス。ポイントトータル3位につけていたジードネクロポリスが3着に入ってポイントを加算した結果、37ポイントでジードギブソンと同率2位となった。●予選結果
2勝+入着率60%のジードアテルイがまず勝ち抜け。2位にはポイント同数でジードネクロポリスとジードギブソンが並び、勝利数も同数だったが、入着回数が多かったジードネクロポリスが本戦へ駒を進めた。1R 2R 3R 4R 5R 6R 7R 8R 9R 10R 獲得P ジードアテルイ 2 1 4 5 1 4 40 ジードネクロポリス 3 1 5 1 3 37 ジードギブソン 1 1 2 4 37 ジードオヤウカムイ 1 5 2 2 4 2 33 ジードバルバロッサ 4 3 5 3 1 2 29 ジードエンケラドス 5 2 3 5 3 1 28 クロケアモルス 3 3 1 3 3 5 28 キドニーコレクター 4 2 4 5 5 11 ジードメルキュール 4 2 4 9 ジードカマーゼン 5 4 2 8
4位のジードオヤウカムイは競り合いで2着に惜敗するシーンが多く、そのうち1つでも勝ちきれていれば本戦に進出できた。
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合計値順 D組
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●出走馬
合計値順ということもあり、スタミナが豊富な馬が大半を占めている。反面、スピードに関してはレーティング組よりもおしなべて低く、スピード127以上の馬は一頭もいない。性齢 Rate. 能力値 父馬 アイアンステート 牡4 128 120/126/92/99 Nijinsky ジードカンギテン セン4 133 125/128/93/79 モガミ ジードプルトニウム 牡5 136 126/124/96/77 ノーアテンション ジードウラジーミル 牡4 134 122/124/98/79 ラシアンルーブル ジードキズメット 牡4 136 123/126/99/73 ノーアテンション ダブルスピーク 牡4 133 123/111/97/100 Phone Trick スモーキーダイナー セン5 129 121/126/95/79 Darshaan クリムゾンフォート 牡4 128 117/125/97/92 Sadler's Wells ジードヒヒイロカネ 牡5 131 124/124/98/59 モガミ レクイエムシンガー セン5 137 124/128/98/79 Rainbow Quest ヴンダーカンマー 牡4 131 121/120/99/73 Caerleon ジードカタコンベ セン4 131 126/101/99/79 グレートローマン 全馬の印比較はこんな感じ。
予想通り、右2を奪い合う格好となっている。
全体的に印が厚いのはジードプルトニウムとジードヒヒイロカネ。ジードカンギテンとアイアンステートも左2と右2は厚いが、どちらも勝負根性が低めなので右1は他の馬に奪われている。●1回戦
早々と先頭に立ち粘り込みを図ったアイアンステートだが、外からジードヒヒイロカネの強襲に遭い2着惜敗。圧倒的一番人気に支持されたジードプルトニウムは中団からレースを進めたため伸びきれず、着外に敗れる。●2回戦
1戦目と同様の戦法で勝ちを狙ったアイアンステートであったが、今度は内からクリムゾンフォートに差し切られて2戦連続の2着。3着には一番人気のレクイエムシンガー。●3回戦
直線3頭の叩き合いからまずジードプルトニウムが脱落。レクイエムシンガーとジードヒヒイロカネのマッチレースとなり、ジードヒヒイロカネがわずかにこれを制した。●4回戦
直線は4頭が激しく叩き合う展開に。勝利を収めたのは父レインボークエストのセン馬レクイエムシンガー。なおこのレースは、1着から4着までを海外繋養種牡馬の産駒が独占した。●5回戦
第4戦の鬱憤を晴らすかのように、スモーキーダーナーが早め先頭から後続を寄せ付けず1・3/4馬身差の快勝。なお、特別推薦枠の2頭はここまで善戦こそしているが勝ち星なし。●6回戦
混戦のゴール前、叩き合いを制したのはラシアンルーブル産駒のジードウラジーミル。ジードプルトニウムはこれまでに幾度か一番人気に推されるも、不完全燃焼のレースが続く。●7回戦
これまで惜しいレースが続いていたアイアンステートが、粘り込みを図るダブルスピークをゴール直前でかわして予選初勝利。3着には非去勢モガミ産駒なのに堅実なジードヒヒイロカネ。●8回戦
実力上位ながらも煮えきらないレース続きだったノーアテンション産駒のジードプルトニウムが、ここでようやく真価を発揮して初勝利。2着と3着は特別推薦枠の2頭だったのでほっとひと安堵。●9回戦
武豊の手綱に導かれ、特別推薦枠のジードカタコンベが勝利。途中まで先頭だったアイアンステートはダブルスピークにもかわされての3着。伊藤を乗せているとはいえ元の根性が92なので、根性豊富な馬に食いつかれると脆さを見せる。●10回戦
もう1頭のノーアテンション産駒、ジードキズメットがここで勝利。もう1頭の特別推薦馬ことヴンダーカンマーは、とうとう勝利を挙げるに至らなかった。●予選結果
頭数が他の予選組より多いこともあってポイント争いは混戦となったが、唯一の2勝馬ジードヒヒイロカネと、勝ちきれないレースは多かったものの堅実に入着を重ねたアイアンステートの2頭が本戦へ進出。特別推薦の2頭は残念ながら上位争いに加わることもできなかった。1R 2R 3R 4R 5R 6R 7R 8R 9R 10R 獲得P ジードヒヒイロカネ 1 1 4 4 5 35 アイアンステート 2 2 3 1 3 31 クリムゾンフォート 4 1 4 2 5 4 27 レクイエムシンガー 3 2 1 3 26 ジードキズメット 3 2 5 1 24 ジードプルトニウム 3 5 5 4 1 5 23 ジードカタコンベ 4 3 1 4 22 ジードウラジーミル 5 1 3 19 スモーキーダイナー 4 1 17 ジードカンギテン 2 3 4 2 15 ダブルスピーク 5 5 2 2 12 ヴンダーカンマー 5 3 2 9
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敗者復活戦
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最後まで勝ち残れば本戦進出、負けたらその時点で敗退のサバイバルマッチ。
まずは各組の予選から。●A組敗者復活予選
出走馬は左の通り。人気はプルガトリウム、ジードパラノイア、ジードブリュメールの順。スピスタでは断然プルガトリウムだが、根性96が災いしてか右1は無印。翻って、ジードブリュメールとジードインペリアルは右1が厚い。頭数が減ったことにより紛れが少なくなったので、この構図がどう影響するか。
スタート直後、ジードインペリアルとジードラグナロードの2頭が好発から先頭に立つ。直線に入っても2頭とも脚色が衰えず、競り合いながらゴールへ飛び込む。ハナ差で勝利したのはジードインペリアル。予選未勝利に終わった2頭が敗者復活戦へ進むこととなった。レーティング1位のプルガトリウムと同2位のジードパラノイアは道中のもたつきが響いて実力を発揮できず、ここで敗退。強豪馬2頭がそろって姿を消すまさかの展開になった。●B組敗者復活予選
出走馬は左の通り。人気はマーダーデバイス、ジードヴォイニッチ、アストラルブレスの順だが、印そのものはさほど偏っておらず実力伯仲と言える(それはどの組も一緒なんだけど)。
ジードヴォイニッチ、ジードクムバカルナ、ジードメガプリズンの3騎が先手を取りきり、直線に入って叩き合いに。敗者復活戦のチケットをもぎ取ったのは、ジードヴォイニッチとジードクムバカルナの2頭だった。とりわけクムバカルナは、全予選中最低の獲得ポイント5Pからの一発逆転を決めてみせた。ジードメガプリズンもよく食らいついたが、僅かに及ばず無念の敗退。●C組敗者復活予選
出走馬は左の通り。人気はクロケアモルスだが、印のバランスはジードエンケラドスが良い。右2無印ながらも、ジードギブソンも枠の利(んなもんがあるかどうか知らんけど)が活きる印の付き方。右1◎の白毛馬ジードオヤウカムイは、左2が無印なのが気掛かり。
直線、3頭の叩き合いからジードカマーゼンとクロケアモルスの2頭がゴールまでびっしりと叩き合い、ジードカマーゼンが頭ひとつ抜け出したところでゴール。この2頭、奇しくもスピスタ根性気性まで全て一致している双子のような馬で、揃っての敗者復活戦進出となった。ジードオヤウカムイは後方から脚を伸ばすも、2馬身後方の3着に終わった。●D組敗者復活予選
出走馬は左の通り。ノーアテンション産駒のジードプルトニウムが圧倒的な一番人気。ただ、レクイエムシンガーやジードキズメットなども印の付き具合が良く、わりと混沌とした様相を呈している。
直線に入ってからレクイエムシンガーとジードキズメットが競り合いながらゴールを目指していたところに、外からクリムゾンフォートが猛追。 レクイエムシンガーには僅かに及ばなかったものの、ジードキズメットを退けて敗者復活戦への切符を手にした。一番人気のジードプルトニウムは全く見せ場なく着外に終わった。●敗者復活戦
各組の予選が終わり、一つだけ残った枠を争う8頭が出揃った。出走馬は左の通り。8頭中4頭が本戦未勝利で、うち2頭が予選最下位という、一発逆転にふさわしい様相となった。
人気はアンバーシャダイ産駒のジードヴォイニッチ、マルゼンスキー産駒のジードインペリアル、もう1頭のアンバーシャダイ産駒ジードカマーゼンの順。いずれ劣らぬ優駿揃いだが、勝ち抜けできるのはたったの1頭である。一番人気のジードヴォイニッチが痛恨の出遅れ。直線は、先手を取ったジードインペリアルとレクイエムシンガーの一騎打ちとなり、勝負根性で勝るジードインペリアルがハナ差だけ出たところがゴール。ただ1枚の本戦行きのチケットを手にした。
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- 牝馬最強決定戦
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予選
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内訳の詳細は省略し、各組のレースごとの結果だけを掲載。組み合わせと結果は以下の通り。●予選A組
ルクシャリアとマーヴネリアを除けば、気性A種牡馬の産駒がずらっと揃っている。いずれもパラメータが高い次元でまとまっており、とりわけレーティング上位3頭は牡馬とも互角に渡り合える能力の持ち主。性齢 Rate. 能力値 父馬 ミネルヴィスティー 牝4 133 127/119/79/100 アンバーシャダイ チャイナガール 牝5 131 128/120/78/91 アンバーシャダイ エルリニャーサ 牝4 130 126/119/79/93 Rainbow Quest ロダリーチェ 牝5 128 125/124/77/95 アンバーシャダイ ポルナパレカ 牝5 126 131/101/78/89 Rainbow Quest ギロティーヌ 牝5 126 128/118/77/84 スイフトスワロー ヒステリア 牝4 126 123/124/77/99 ラグビーボール ルクシャリア 牝4 125 123/126/79/77 ラシアンルーブル マーヴネリア 牝4 124 128/125/77/63 マルゼンスキー 全馬の印比較はこんな感じ。
レーティング1位のミネルヴィスティーが断然かと思われたが、印は思ったほど厚くない。右2はSP128・ST125のマーヴネリア、左2は気性99のヒステリアに集まっている。いずれも騎手はだいたい河内か岸か武豊、といったところなので、乗り替わりがどう影響するか。
勝ち鞍を挙げることができたのが5頭だけだっったので、予選通過馬はすんなり決まった。3勝を挙げたギロティーヌ、2勝入着回数7回のエルリニャーサといったあたりの活躍が目立った。1R 2R 3R 4R 5R 6R 7R 8R 9R 獲得P ギロティーヌ 1 1 3 1 48 エルリニャーサ 1 3 2 5 1 2 44 ヒステリア 4 2 5 2 1 2 4 35 マーヴネリア 3 1 5 5 1 35 チャイナガール 5 1 3 2 3 27 ルクシャリア 5 2 4 2 3 5 17 ポルナパレカ 3 5 4 3 5 10 ミネルヴィスティー 2 4 4 9 ロダリーチェ 4 4 4 3 9
一方で、レーティング首位牝馬のミネルヴィスティーは未勝利に終わっただけでなく、入着回数3回でまさかの最下位敗退。ワンマッチ戦ならまだ言い訳も立つが、9回勝負でこの結果は運が悪かっただけと片付け難い。これほどの馬が何もできずに敗れ去る不条理を孕むのがダビスタというゲームなのだろうか。●予選B組
A組よりはおとなしめだけど、それでも並の牡馬と同等以上の能力の持ち主ばかり。なお、メイヴローザとトリアドリュネは母娘の関係。揃って本戦出場となったらアツいね。性齢 Rate. 能力値 父馬 トリアドリュネ 牝5 124 130/112/75/80 ノーアテンション ペルーシュネロ 牝4 123 122/114/79/96 Wild Again シュアハール 牝4 123 126/101/79/95 Phone Trick メイヴローザ 牝4 123 126/124/75/78 マルゼンスキー グラマラススカイ 牝5 122 131/121/74/63 ラシアンルーブル シャラマアト 牝4 121 126/111/79/71 マルゼンスキー レタッチリ 牝4 121 124/115/79/73 メジロティターン ココペルマナ 牝5 120 130/119/71/79 ナグルスキー パラドゥリーナ 牝4 120 121/116/79/89 スズパレード 全馬の印比較はこんな感じ。
右2なら断然でグラマラススカイだが、左2が薄いのが気になるところ。全体のバランスではシュアハール、シャラマアト、ココペルマナあたりも有力。トリアドリュネは能力値の割には印の付きは芳しくない。
1位から4位までは決まったが、5位はトリアドリュネとメイヴローザが同点で並んだ。よりによって、この2頭か。おまけにどちらも1勝+入着回数6回と完全に並んでしまっているので、レギュレーションに従って5位決定戦を行うことに。最後の椅子に座るのは母か、それとも娘か。1R 2R 3R 4R 5R 6R 7R 8R 9R 獲得P シュアハール 1 1 3 4 2 4 42 グラマラススカイ 2 2 2 1 5 2 36 ペルーシュネロ 3 1 5 1 5 35 パラドゥリーナ 2 5 3 2 1 29 トリアドリュネ 5 1 5 2 4 3 27 メイヴローザ 4 4 4 3 3 1 27 ココペルマナ 1 2 4 5 23 レタッチリ 4 5 4 3 8 シャラマアト 5 3 3 7 結果は母9着、娘5着ということで、トリアドリュネが母娘対決を制して本戦へ進出。メイヴローザはイレ込んでしまい、レースにならなかったのが痛かった。
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本戦
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●出走馬
レーティング首位の敗退、5位の座を賭けた母娘対決などがあった最強牝馬決定戦もいよいよ本戦を残すだけ。性齢 Rate. 能力値 予選成績 ギロティーヌ 牝5 126 128/118/77/84 A組1位 エルリニャーサ 牝4 130 126/119/79/93 A組2位 ヒステリア 牝4 126 123/124/77/99 A組3位 マーヴネリア 牝4 124 128/125/77/63 A組4位 チャイナガール 牝5 131 128/120/78/91 A組5位 シュアハール 牝4 123 126/101/79/95 B組1位 グラマラススカイ 牝5 122 131/121/74/63 B組2位 ペルーシュネロ 牝4 123 122/114/79/96 B組3位 パラドゥリーナ 牝4 120 121/116/79/89 B組4位 トリアドリュネ 牝5 124 130/112/75/80 B組5位
予選で力の違いを見せつけた馬が優勝するのか、それとも別の馬に栄冠が輝くのか。全馬の印比較はこんな感じ。
チャイナガール、グラマラススカイ、エルリニャーサ、ヒステリアあたりの印が良好。翻って、予選で最も成績が良かったギロティーヌは印がかなり薄い。右2に関しては、グラマラススカイとマーヴネリアに重めの印が打たれている。●1回戦
芦毛の対決を制したのはラグビーボール産駒のヒステリア。マーヴネリアも食らいついたが、前を行く2頭を交わせず3着フィニッシュ。1位から5位までを予選A組通過馬が独占する結果となった。●2回戦
A組トップ通過のギロティーヌがゴール直前でヒステリアを交わして1着。一番人気エルリニャーサは伸びを欠いて着外に。●3回戦
芦毛対決再び。今度はエルリニャーサが借りを返す形でヒステリアをアタマ差抑えて勝利。このレースも4位までがA組出身馬。●4回戦
伏兵パラドゥリーナがトリアドリュネの追撃をわずかに凌いで勝利。一番人気ヒステリアはイレ込みが響いて最下位に。●5回戦
スピスタ最上位のマーヴネリアがチャイナガールに競り勝って本戦初勝利。エルリニャーサとギロティーヌはここまで共に1勝+入着4回。この時点で優勝に近いのはこの2頭か。●6回戦
馬群からいち早く抜け出したギロティーヌがそのまま押し切り、本戦2勝目。優勝争いから一歩抜け出した。2着には伏兵パラドゥリーナ。●7回戦
残り100mで抜け出したトリアドリュネを、ゴール直前でヒステリアが鋭く差し切って勝利。優勝争いに名乗りを上げた。●8回戦
左1以外は無印のパラドゥリーナがゴール前でペルーシュネロを差し切り2勝目。これで本戦2勝を挙げたのは3頭に。女王の座を巡る争いは混沌としてきた。●9回戦
パラドゥリーナが第9戦に続いて連勝。これで単独トップの本戦3勝とし、栄冠へ一歩近づいた。ここまで2勝だったヒステリアは直線で伸びず8着、ギロティーヌはイレ込んでしまい大差の最下位惨敗。●10回戦
「これなら文句ないでしょ」と言わんばかりに、パラドゥリーナが4勝目のゴールを駆け抜けた。第8戦から数えて3連勝、まさに文句なしの女王戴冠となった。>
●本戦結果
1R 2R 3R 4R 5R 6R 7R 8R 9R 10R 獲得P パラドゥリーナ 3 1 2 1 1 1 68 ヒステリア 1 2 2 4 1 5 3 46 ギロティーヌ 5 1 4 3 1 4 4 2 45 エルリニャーサ 2 1 5 3 3 27 マーヴネリア 3 1 5 2 4 26 トリアドリュネ 2 4 5 2 3 16 チャイナガール 4 3 2 3 5 14 ペルーシュネロ 4 2 5 8 シュアハール 5 5 3 5 グラマラススカイ 4 5 4 5 というわけで、最優秀牝馬はスズパレード産駒のパラドゥリーナに決定した。
ただ、10戦中4勝は確かに図抜けているけど、これで「この馬が牝馬最強」と手放しには評価しづらい。サブパラはそこそこ優秀だけどスピスタは平凡そのものだし、勝負強さって点ではギロティーヌやエルリニャーサ、安定性ではヒステリアが優れているしね。
とは言えルールはルール。同馬には本戦で強豪牡馬との戦いが待っている。勝てないしろ、爪痕くらいは残してほしいものである。
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- 本戦
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本戦
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いよいよ残すは本戦の10戦だけとなった。●出走馬
予選で他を圧倒した馬、敗者復活から這い上がってきた馬、牝馬の頂点に輝いた馬など、多士済済の顔ぶれである。一方で、最強格と目されていた馬たちの敗退も相次ぎ、もはやどの馬が最強の座に就くのか予測が難しい状況。性齢 Rate. 能力値 予選成績 ジードブロンクス セン5 143 128/121/99/79 予選A組 1位 ジードクリフォト 牡5 143 132/112/96/93 予選A組 2位 ベッテンコート 牡5 138 131/111/98/69 予選B組 1位 ジードアマデウス 牡5 140 123/124/99/95 予選B組 2位 ジードアテルイ 牡4 137 126/125/98/69 予選C組 1位 ジードネクロポリス セン5 138 131/103/98/79 予選C組 2位 ジードヒヒイロカネ 牡5 131 124/124/98/59 予選D組 1位 アイアンステート 牡4 128 120/126/92/99 予選D組 2位 パラドゥリーナ 牝4 120 121/116/79/89 牝馬最強決定戦 1位 ジードインペリアル 牡5 142 131/110/99/79 敗者復活戦 1位
ちなみに、出走馬10頭のうち海外繋養種牡馬の産駒はアイアンステート(by Nijinsky)とベッテンコート(by Caerleon)だけ。レインボークエスト産駒が一頭もいないのは意外っちゃあ意外。全馬の印比較はこんな感じ。
ジードアマデウス、ジードブロンクス、ジードクリフォトに印が集中している。右1に関してはSP131で根性が高いジードインペリアル、ジードネクロポリスの印が厚い。スタミナが豊富なジードアテルイとジードヒヒイロカネは右2の印が優秀。左2はやはり気性A種牡馬産駒に重めの印が打たれている。●1回戦
最内のジードクリフォトが大きく出遅れ。隊列はひとかたまりのまま進み、一番人気のジードアマデウスは好位をキープ。直線に入ると、道中先頭を進んでいたカーリアン産駒のベッテンコートが抜け出し、後続を振り切って逃げ切り勝ち。仕掛けが遅れたジードアマデウスは直線伸びきれず着外に終わった。●2回戦
大きな出遅れは無かったものの、道中はやや縦長の隊列に。直線に入り、2列目につけていたジードアテルイが馬場の中央から抜け出すが、ゴール直前でニジンスキー産駒のアイアンステートがこれを差し切る。人気を集めたジードアマデウスとジードブロンクスはそれぞれ3着と4着に入線。●3回戦
全馬きれいなスタートを切り、団子状態のまま最後の直線へ。1列目をキープできた3頭の叩き合いの末、わずかに競り勝ったのはリヴリア産駒のジードネクロポリス。一番人気のジードブロンクスは位置取りが悪く9着に沈んだ。●4回戦
ジードアテルイとジードヒヒイロカネは行き足がつかず後方に。直線に入ると、アンバーシャダイ産駒のジードクリフォトが早めに抜け出し、後続を2馬身突き放す圧勝。一番人気の面目を保った。●5回戦
第4戦の勝者ジードクリフォトが3頭の叩き合いを制して連勝。折り返しの時点でスコアを33Pとし首位に立った。以下、ジードネクロポリス、ベッテンコート、アイアンステート、ジードアテルイと続いた状況で、本戦は後半戦へ突入する。●6回戦
大きな出遅れなし。縦長の隊列になり、モガミ産駒のジードヒヒイロカネが単騎で逃げる展開。直線ではこれにジードクリフォトとマルゼンスキー産駒のジードアテルイが並びかけ、叩き合いの末にジードアテルイが勝利を収める。これによって同馬は獲得ポイントが30Pとなり、優勝争いに加わることとなった。●7回戦
道中はジードヒヒイロカネ、一番人気のマルゼンスキー産駒ジードインペリアルが並走する形。直線でジードヒヒイロカネが抜け出して単騎先頭に立ち、ジードインペリアルとジードアマデウスが激しく競り合うのを尻目に1馬身差で悠々逃げ切り。●8回戦
ジードヒヒイロカネがまたも単騎逃げ。逃げ切りを図ろうとしたところに、外からアンバーシャダイ産駒のジードアマデウスが襲いかかる。ゴール直前でジードアマデウスがアタマ差抜け出して勝利。好位から鋭く脚を伸ばしたジードインペリアルが3着に入った。●9回戦
前4頭、後ろ6頭にくっきり分かれた、やや縦長の隊列。直線に入るとジードヒヒイロカネが後退し、ジードブロンクス、ジードインペリアル、アイアンステートの三つ巴状態に。競り合いを制したのは最内のジードインペリアル。同馬は5戦連続の入着。獲得ポイントは28Pとなった。第5戦から主戦の武豊を確保できるようになったのが大きいのかもしれない。
第9戦が終わった時点で、トップは37Pのジードクリフォト。
2位以下は、30Pのジードアテルイ、28Pのジードインペリアルとアイアンステート、27Pのジードヒヒイロカネ、26Pのジードアマデウスとジードネクロポリス、という団子状態。
最終戦をジードアテルイ、ジードインペリアル、アイアンステートのいずれかが勝てば無条件で逆転優勝。ジードヒヒイロカネ、ジードアマデウス、ジードネクロポリスは、自身が1着かつジードクリフォト3着以下であれば優勝。
上記以外のケースはジードクリフォトが優勝となる。
●10回戦
ジードクリフォトとベッテンコートが出遅れ。これにより、ジードクリフォトの自力優勝の芽は潰えた。
道中はハイペースの様相を呈し、ジードブロンクス、ジードヒヒイロカネ、パラドゥリーナの3頭が先団を形成。それにジードアテルイ、ジードインペリアル、アイアンステート、ジードアマデウスが続く。
最後の直線。好位から最前列に潜り込んだジードインペリアルが僅かに抜け出す。それをジードブロンクス、ジードアテルイ、ジードアマデウスが追いかける。
4頭による激しい競り合いの果てに、ウイニングポストを先頭で駆け抜けたのはジードインペリアル。第9戦からの連勝によって同馬のポイントは43Pとなり、逆転で優勝を決めた。●最終結果
1R 2R 3R 4R 5R 6R 7R 8R 9R 10R 獲得P ジードインペリアル 4 5 4 2 3 1 1 43 ジードクリフォト 5 4 1 1 3 5 5 38 ジードアテルイ 2 2 2 1 2 35 ジードアマデウス 3 4 5 3 1 4 3 29 アイアンステート 5 1 2 4 2 28 ジードヒヒイロカネ 5 5 2 1 2 27 ジードネクロポリス 3 1 4 2 5 26 ベッテンコート 1 3 3 5 22 ジードブロンクス 4 3 3 4 10 パラドゥリーナ 4 2 所有馬最強決定戦は、予選未勝利から敗者復活で本戦へ駒を進めたジードインペリアルの逆転優勝という形で幕を下ろした。なんか漫画や映画にありがちなドラマだったけど、結果は素直に受け入れよう。
ジードクリフォト、ジードアマデウスは安定性が高いので、コンスタントにポイントを稼ぐならこの2頭なんだろうな。ジードアテルイとジードヒヒイロカネの健闘は正直意外だった。予選でバカ強かったジードブロンクスと、牝馬最強戦で他を圧倒した女王パラドゥリーナは本戦未勝利に終わった。●戦い終わって
てなわけで、所有馬最強決定戦はこれで終幕。
「1着だけポイント比重が重くね?」とも考えたけど、ためしに1着10Pで計算してみたところ最終的な結果は変わらなかったので、ポイントの配分はこれで良いんじゃないかな。「堅実だけど勝ちきれない馬」よりは「当たり外れはあるけど勝つときはしっかり勝つ」って馬のほうが強さを感じるしね。
とはいえ、真の最強馬を決めるにはこのレース数では足りないと思う。それこそ100戦、1000戦と試行回数を重ねて集計すればまた違った結果が生じるだろうし、評価としてはそちらが正しいのだろう。サンプル数が多ければ多いほど信憑性が高くなるってのは統計の基本だしね。
ただね、うん。
めんどい。
何百回もレースをするのも集計も、スクショを撮り貯めるのも。
もういいじゃん、今回の結果で。
この馬が所有馬の中で最強ってことでいいじゃん。
さて、次はどうすっかね。ダート王決定戦とか最強スプリンター決定戦でもやってみようか。
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