明けました。

新春を寿ぎ、謹んで新年のお慶びを申し上げます。
旧年中は(以下略)
とりあえず、年賀状代わりに今年の干支を。

2009謹賀

サリーを着たエキゾチックなインドおねいさんと牛の絵を描こうとして断念したなんて事実はない。
断じて。

叩く石橋すらない

http://koerarenaikabe.livedoor.biz/archives/51307567.html

痛ましいは痛ましいけど、報道するような事かな……?
ホント、このままだと「公園や学校の遊戯具は危ないから、全て撤去しろ」って潮流がモンペを中心に形成されるような気がする。
��つうか、既に進行中だったりするのか?)
そのうち、ジャングルジムも滑り台も知らない子供たちが出てきそうだ。
子供を守ろうとしてあれやこれやと働きかけた結果、子供たちの掌には何も残されていなかった、てならなきゃいいけど。

いびき治療記─CPAPが家にやって来た!ヤア!ヤア!ヤア!

てなわけで、いびき治療記でございます。
人体実験と紙一重の検査の結果だけど……やばいわ俺。

無呼吸に陥る回数:8.3回/1h (正常値5回/1h以下)
眠りが浅くなる頻度:23回/1h (正常値10回/h以下)
酸素不足で不整脈・脳梗塞などが発生するヤバイ時間の割合:1.1% (正常値0%)

ちなみに、検査の真っ最中、ずっといびき全開だったそうです。同室のおっちゃん、ゴメンよ。
睡眠中にぽっくり逝っちゃってもおかしくない危険な時間が、およそ1分ほどあるそうで。
こりゃあんた、「CPAP(鼻マスク)」使わないとやばいよ、と先生。

はて、鼻マスク? (・ω・)

調べてみた。こんなやつだった。



��д゚)………
何このDr.ボンベ。

そもそもいびきとは、睡眠中に気道や口腔の筋肉が弛緩することで気道が狭くなることで発生する。
これがさらに進むと気道を塞いでしまい、呼吸そのものが停まってしまう。すなわち、無呼吸症である。
ならば、塞がった気道に空気を轟々と送り込んで、呼気・吸気の通り道を確保してやればいいじゃない、て考えで開発されたのがこのCPAPなわけである。
装着すると、ホースを通じて空気が送り込まれてくる。
ちなみにこの空気、なかなかな風力である。
最弱設定で、だいたい扇風機の「中」くらい。慣れないうちは結構息がし辛い。ジョセフ・ジョースターが波紋の修行のときに付けていたマスクって、こんなんだったんじゃないかなあ、と思わず夢想。
これが、気道が塞がったりして口腔内の圧に異常が発生すると一気に強くなる。そりゃもうあんた息苦しくなって目が覚めるくらい強力。
ちなみに、口を開けるとがんがん風が強くなって、これまた息苦しい。そもそも鼻呼吸のための装置なんだから当たり前ちゃあ当たり前だけど。

で、実はこれを装着してから一週間が経過していたりする。
えっとですね。
ここんとこ、寝不足です。装置使う前より、明らかに眠れてない。朝は辛いし日中は眠いし朝起きたら後頭部痛いし(これは寝違えてる可能性もあるけど)。
慣れればまた違うんだろうけど、慣れるまでが大変そう。てか、半ば挫折気味です。
けどまあ、周囲の証言からすると、明らかにいびきをかかなくなっているんで、いびきに対しては効果があるのは確か。確かなんだけど……。

とりあえず、贅肉落とすか。
うーん、水泳かなあやっぱ……。

いびき治療記 -検査入院-

俺のいびきはメガデス級らしい。
曰く、「ファンタジーの世界のモンスターが唸ると、こんな声なんじゃないか」
曰く、「工事現場の音のほうがまだ優しい」
曰く、「首取っ払っちまえ」
加えて、ここ最近身体的な異常を自覚するようになってきた。
まず、いくら寝ても寝足りない。4時間寝たあとと12時間寝たあとの感覚がほぼ一緒ってのはなんかヤバイと思う。
さらに、目覚めが異常に悪い。窓ガラスが割れる寸前までコンポの音量を最大まで上げてもなかなか目覚めなかったのだから、重症である。
加えて、起きると頭痛がする。さすがに、寝起きの頭痛は朝から陰鬱な気分に陥る。

どうも、無呼吸症候群なんじゃないかと心配になってきたんで、病院で診てもらうことにした。
すると、検査入院が必要とのこと。原因が何であれ、まずは睡眠時のデータを採取しないことには始まらないのである。
検査の際には、身体中にセンサーを取り付ける必要があるんだけど……

まあ、これを見て欲しい

一瞬、どこの宗教団体の洗脳かと思ったですよ。
そうじゃなきゃ実験用の動物。
バナナが入ったアクリルケースが出てきたらどうしよう、とちょっと心配になった。

この仰々しいセンサー群の内訳は
・顔面の筋肉の動きを読み取るセンサー
・脳波を読み取るセンサー
・喉の振動を読み取るセンサー
・呼吸を読み取るセンサー(鼻の下に装着)
・体温を読み取るセンサー(鎖骨付近に装着)
・心電図用のセンサー
・指先に取り付けるセンサー(末梢部の血流量を読み取ってるのか?)
・足の筋肉の動きを読み取るセンサー
……。
そりゃコードだらけにもなりますわな。

寝辛そうかと思いきや、薬のお陰で21時にすんなり入眠。
そのまま、センサーを外される朝6時までぐっすり快眠……と思いきや、マットレスの硬さと同室のおっさんのいびきのお陰で何度か目覚め、どうにもすっきりしない。
結局、朝食が出てくる7時半まで二度寝。ちなみに病院の朝食はレンコン満載ですた。
検査代は、3割負担で2万ちょい。テラタカス。

結果が出るのは来週の火曜日。さて、どんな診断が下るのやら。

これでいいんじゃね?

小学校の頃、親にファミコンのカセットを買いに行ってもらったことが一度だけある。
リクエストしたのは、たしか「いっき」だったように記憶している。
今でこそクソゲーの評価を下されているタイトルだが、当時はそこそこ人気のソフトだった。
「なかったから代わりに買ってきた」
帰宅するなり親父が言う。
その手には「スパイVSスパイ」が握られていた。
百姓とスパイ。竹やりとトラップ。両者間に共通項を探すほうが難しい。
内心「これじゃねえよ……」とぼやいたが、幼少時における親父の権威はブルジュ・ドバイに匹敵するほど高い。
蜂起する気力など微塵も起きず、おとなしく「スパイVSスパイ」のカートリッジをファミコン本体に差し込むより他なかったのである。


その後「スパイVSスパイ」の全マップを頭の中に収め、対戦では常勝無敗になるまでやりこんだのだが、それはともかく。
この「欲しかったのはこれじゃないよファック」というほろ苦い思いは、誰しもかみ締めた経験があることだろう(ちなみに俺はその後、ファミコンのカセットを親に注文することは一度もなかった)。
親におもちゃを頼んだときからじわじわと上がる嬉しさのボルテージは、親が「ただいまー、買って来たぞー」と帰宅したときに頂点に達する。それが、包みを開けた瞬間、まるでエベレストの頂上からマリアナ海溝の最深部に叩き落されたような絶望感に変容するのだ。
このときの落差の大きさがおもちゃの人気にの高さに比例するという法則は、スティーヴン・バーシック博士が八~十歳の少年を対象にして行った臨床実験によって確立されている。もちろんデタラメだが。

しかし世の中は広い。
この「欲しかったのはこれじゃない!」をコンセプトにした玩具が存在するのである。
それが、ザリガニワークスの「コレジャナイロボ」なのである。

コレジャナイロボ

「欲しかったのはこれじゃなーい!!」プレゼントを開けた子供から発せられる悲痛の叫び。楽しいはずのクリスマスが突如、修羅場に。こんな経験ありますか?できれば避けたいものです。しかし人生、欲しい物が何のリスクもなしに手に入るなんて話はそうはありません。欲しい物を手に入れる為には努力も必要だという事を何らかの機会に知っておくのも良いでしょう。
「コレジャナイロボ」はその絶妙な偽物感、カッコ悪さにより、その事をお子さまにトラウマ級の効果をもってお伝えする事でしょう。
情操教育玩具として是非お試しください。
��以上、オフィシャルwebサイトからの抜粋)

なんか尤もらしいボディコピーが書き連ねてあるけど、恐らくは
「なんかパチモンくさい商品を作りたかったから作ってみた」
てのが本音だろう。
しかし、一時期は3ヶ月待ちのバックオーダーがあったというから見事というより他ない。
ちなみにこの商品、ハンドメイド版は木製、量産版はソフビ製である。ダイカストやプラスティックを使わないあたりに、こだわりを感じる。

つうかこの商品のキャッチコピーは「欲しかったのはこれじゃなーい!!」なのだが、ゴメン、普通に欲しいわコレ。
商品全体から漂うパチモン臭がたまらん。
まあ、買い集めても後の処理に困るけど、シルバーのドクロリングとかは普通にアクセとして欲しい。
これを買って親戚の子供に配る……のは、周りの視線が痛そうだからやめとくか。