最弱馬生産をしている最中、ふと思った。
「殿堂馬の最低ラインって、どれくらいなんだろう」
初のGI制覇はほとんど印が付かない人気薄の馬だった、というのはダビスタプレイヤーあるあるだと思う。とはいえ、たまたまガバガバ初心者プレイを許容できる程度の素質の持ち主だったという可能性もゼロではないので、「本当にその馬は弱かったのか?」という疑問にイエスとは答えづらいだろう。
かつて、牧場開設時初期牝馬の産駒を大量に生産していた時期に、能力値[87・51・38・64]という馬でクラシック三冠をはじめGIを大量に獲ったこともある。最終的に殿堂入りまで果たしちゃったんだけど、改めて見るとひどいパラメータだな。なんでこの馬、凱旋門賞に出走できたんだろ。
長らく、このあたりが殿堂馬の最低ラインだと思っていたが、最弱馬ンョハー号の母(チンポニキッス号。我ながら最低のネーミングだな)でGI獲りを果たしたことによってこの認識を改める必要性が出てきた。
――もしかして、もっと低いパラメータの馬でもいけるんじゃね?
「とんだ思い違いだった……あそこはまだ底なんかじゃなかった……。下り階段の途中、踊り場……。本当の底はさらに深い場所にある……!」