昨年末は諸々あってゴタゴタしてたんで観にいけなかった「AVATAR」を観てきますた。
ただし非3D上映。どうやらユナイテッドシネマ新潟では3Dは上映してないくさい。
この時点で魅力半減なのだが、話そのものが損なわれるわけではないので、鑑賞する。
感心したのは、CGによる描写でも甘いラブシーン(笑)でもなく、
動植物の生態から先住民「ナヴィ」の宗教観・死生観に至るまで、
しっかり練りこまれた世界設定。
本筋に関係のないところまで設定が考えられているんだろうなあ。
ただ、気になったのは、主軸ともいえるこの概念。
「星が蓄えているエネルギーは、動物・植物に入り込んで生命と化す。
ただし、エネルギーは星から「与えられた」物ではなく、「一時的に借りている」にすぎない。
やがて死を迎えたとき、エネルギーは星に還り、生前の記憶は散逸せず、星にプールされる」
アニミズムとガイア理論が和合したような生命論なんだけど、
あれ、なんか既視感が……?
「FF(ファイナルファンタジー)7じゃね?」と答えた方、俺と思考回路が一緒です。
後楽園球場でボクと握手だ。
なので、XXがXXXXをXXした時にXXのXXがXXをXXX、なんて展開や
XXXXがXXXXにXXをXXさせる、なんてラストも容易に想像できるわけで。
尤も、事前にCMとかTVのプレビューである程度の話の筋を掴んでいたから、てのも要因の一つではある。
話の筋を公開しすぎなんだよね、最近のマスメディアは。
観客を動員したいのは判るけど、そのやり方があまりにお粗末。
魅力を伝えられないのは問題外だけど、
隠匿すべきするところまで伝えすぎて興を殺ぐのは本末転倒と言わざるを得ない。
おっと、脱線した。
まあ、何も考えずに見る分には十分に楽しめるんじゃないかなあ、と。
羽が生えた生物(名前忘れた)で滑空するシーンとか、浮遊する山のシーンとかは見応えがあった。
あ、ラブシーン自体は結構陳腐なので省略デス。
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