二強対決は二強で決まりにくい。
10年ちょっとの競馬暦で得た持論である。
二強対決といっても、単に1番人気-2番人気という意味ではなく、
「この2頭で決まりだろう。他の馬は出番なし」
という下馬評のレースの話である。
持論の端緒となったのが、第1回秋華賞である。
レースは5番人気のファビラスラフインが快勝し、2着に3番人気のエリモシック。単勝1.7倍の断然人気・エアグルーヴと2番人気ヒシナタリーは仲良く着外に沈没し、3番人気-5番人気の組み合わせにもかかわらず、馬連は15500円の「波乱」となったのである。
他にも「アグネスフライトが馬券対象外にフライトしちゃった'00年菊花賞」とか「シルクジャスティス売り切れのお知らせの'97年天皇賞・春」とか「競馬に絶対がないことが改めて証明された'98年エリ女」などがあり、その傾向は大レースになるほど顕著といえる。
だから、今年の牝馬クラシック戦線は、ブエナビスタとレッドディザイアの実力が抜きん出ていることを重々承知の上で、あえてこの2頭の組み合わせを嫌い続けてきた。
まあ、当たってないんですけどね、当然ですが。
さて秋華賞。
三たびこの持論に基づいて、この2頭の組み合わせを叩き切った。
持論抜きにしても、脚質と枠順を鑑みるに京都小回りでは苦戦を強いられるだろう、と読んだわけだ。
◎ブロードストリート
○ブエナビスタ
▲レッドディザイア
馬券は○と▲を1着3着に据えた三連単で。馬連じゃどの組み合わせでも安いんですもの。
ど高め入れば、払い戻し20万かあ、などと青写真を描いていたわけだ。
ところがアナタ、あっさりこの2頭で決まっちまいやがるじゃないですか。
愚か者が三度煮え湯を飲まされるの図完成、ですよ。思わず馬券を捨てそうになりましたさ。
ところがどっこい、ここ代どんでん返しが発生。
ブエナビスタがまさかの3着降着。3着入線のブロードストリートが2着に繰り上がり、▲→◎→○で勝っていた三連単、見事的中である。
経過はともかく、ジンクスは健在だったのである。
来週は菊花賞。
持論を基にリーチザクラウンから買ってみるか。
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