さて、今日は二本立て。
軽くパラノイア気味の日記第一弾は、下のほうで読んでいただくとして。
ディープインパクト、今期限りで引退
http://www.netkeiba.com/news/?pid=news_view&no=16144&category=A
凱旋門賞で3着に破れ、今後の動向が注目されていたディープインパクトの年内引退の意向が、オーナーサイドより池江調教師を通じて発表された。
引退後は総額51億円(8500万円×60口)という巨額のシンジケートが組まれる予定である。
冷静に考えれば、これが至極真っ当な選択だろう。
ファンの立場からすれば「もっとこの馬の走りを見たい」「来年もフランスへ渡り、凱旋門賞でリベンジを果たしてもらいたい」という願いが強いだろう。ショービジネスの観点から言えばこれもまた真っ当ではあるが、統括的な競馬ビジネスという点を考えると、オーナーの選択が正しいだろう。
競馬には絶対は無い。来年まで現役を続行させた場合に、ディープインパクトがレース中に予後不良とならない保証はどこにもない。万が一そういうケースに陥れば、金銭的な損失以外に、種牡馬として成功する可能性まで永久に失ってしまう。
現在の競馬界は、圧倒的に巨大な金額が動くビジネスの場だ。そこに安っぽいロマンは入り込む余地は、もうないのかもしれない。
もっとも、某TM馬のように、「馬券が買えない海外に遠征するのはファンサービスの精神に反する」などと意味不明なことを言い放ち、「高額賞金渦巻く国内での現役続行」というビジネスを選択した結果、力の衰えを露呈して晩節を汚した例もあるにはあるが。しかも、引退後にシンジケートを組まずに個人所有にしちゃって、種牡馬としての前途が暗いというおまけ付きだったり。
欲の皮突っ張らせるのもほどほどに、てところか。
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