ギャグなのか真面目なのか判断に困るな。

ほとんどの都道府県には青少年保護条例が存在するのに長野にだけない、なんてのがチャチに思えるくらいカオス。
一見がんじがらめに思えても普通に生活してる分には犯しようがない奇行もあれば、人格否定スレスレの禁則事項もあったりして、そりゃジミヘンも「She wants freedom！」て歌いますわな。



アラバマ州
●近親相姦による結婚は合法
●消火栓にワニをつないではいけない
●いついかなる時でも、ズボンの後ろポケットにアイスクリームのコーンを入れてはいけない
●教会で笑いを誘うためにつけひげを付けるのは違法
●走行中に運転者が目隠しを付けてはいけない
●線路に塩を撒くと死刑になる可能性がある
●大人のおもちゃは違法
●高速道路での競馬は禁止
●象をオーブンの中に入れてはいけません
線路は恐らく、塩分でレールを錆びつかせて脱線事故を目論んではいけない、て事なんだろうけど、石を置けば手っ取り早いのではというツッコミは不粋とする。
アラスカ州
●いついかなる時でも、カンガルーを床屋に連れてきてはいけない。
●ただ写真を撮るための目的で、寝ている熊を起こしてはいけない。
●飛行機からヘラジカを見てはいけない。
さすがは自然の王国アラスカ。動物に優しい州法だ。
問題はカンガルーをどうやって連れてくるかとか、何かと戦わせる目的なら（範馬勇次郎とか）起こしてもいいのか、という疑問が山積みになる点である。
アリゾナ州
●ロバをバスタブに寝かせてはいけない。
●車をバックさせることは違法。
●サボテンを切り落とした人は懲役２５年
●夫は月に一度だけなら、妻をひっぱたく事を許可する
●女性がズボンを穿くことを禁止
一方通行を逆走なんてした日には、もう。
アーカンソー州
●「Arkansas」の発音をまちがえたら法に触れる
●夕方6時以降に犬を吠えさせてはいけない
●街中でいちゃつくと最大30日の拘留
自由も何もあったもんじゃない。戦時下か。
イリノイ州
●車に運転にハンドル以外を使用してはならない。
アクセルは？ブレーキは？ギヤは？と突っ込まないのが大人ってもんです。
ウェストバージニア州
●赤ちゃん以外乳母車に乗ってはいけない。
●息が玉ねぎ臭い子供は学校に行ってはいけない
下、ピンポイントすぎて、ひでえ。

　オクラホマ州
●ソーダ缶を開けるときは危険物取り扱いに長けた人の監視下でのみ開けなければならない
一見すると奇妙だけど、次亜塩素酸ソーダのことなら納得。炭酸ソーダだったらマジキチ。
カリフォルニア州
●市内で核爆弾を爆発させたら500ドルの罰金
●蝶をいじめたら500ドルの罰金
●プールの中で自転車を漕ぐ事を禁止（浴槽においてはその限りではない）
●ハリウッドのメインストリート（Hollywood Blvd.）で、一度に二千頭以上の羊を追うことを禁止する
●犬猫は許可なしにセックスすることはできない
●市街電車の後部から野ウサギ（jackrabbit）を撃つことは違法
●秘書が上司と二人きりで部屋にこもる事を禁止
●一つの家に二つのバスタブを設置してはいけない
核爆弾炸裂と蝶いじめが同列とはぶっ飛んでる。さすがは西海岸。

ケンタッキー州
●年に一度入浴しなければならない。
●他の人のパンツを食い込ませてはいけない
AVでよく目にするパンツ食い込ませは、ケンタッキーでは違法らしいですよ。
コロラド州
●ネズミを苛めてはいけない
●男装、あるいは女装して街中に出ることを禁止
●ビル内に馬を連れて入ってはいけない
●隣人に掃除機を貸す事は違法
●日曜に黒い車を走らせてはいけない
●酔って馬に乗る事を禁止
トムとジェリーは放送禁止アニメ。て、あれはネズミが猫をいじめるから、いいのか。
コネチカット州
●日没後に後ろ向きで歩くことを禁止
●自転車でも時速65マイル（約95キロ）を超えたら、警官に停止を命じられる
●犬に教育を施してはいけない
●公道での拳銃使用は違法
●ピクルスは新鮮なものでない限り、公的にピクルスと認めない
「公的ピクルス」って、なんか響きがカッコイイ。
テキサス州
●ホモは犯罪である
●裸足で歩くには、＄5で発行される許可証が必要
●ダラスにおいては30.5cm以上のリアルなバイブレーターを所有すると罰せられる
●豚は空港の敷地内での交尾禁止
●立ちながらビールを3口以上飲んではいけない
●ホテルの2階窓から、バッファローを撃ってはいけない
●他人の牛の乳搾り禁止
●犬は常にリードで繋がなくてはいけない、違反したら＄100の罰金
●エレベータの中で不快な匂いを漂わせてはいけない
●街中でのUターン禁止
●テールライト無しに、夜半、馬に乗ってはいけない
●テキサス州では、誰であろうとペンチの所有は禁止
空港で交尾禁止とか、ホテルの2階からバッファロー狙撃とか、リアルなバイブは30.5cm未満とか、具体的すぎるのもどうなのかと。
ニュージャージー州
●日曜日にキャベツを販売してはならない。
やめて！カーペンターおばさんの生きる糧を奪わないで！

ニューヨーク州
●建物から飛び降りたときの処刑は「死｣
●ファッションセンスの悪い男性は、外を出歩くことを禁ずる
「服を買いに行く服がないけど、せっかくだから全裸を選ばせてもらうぜ」をやると連行される街、それがニューヨーク。
ネブラスカ州
●床屋が男性の胸毛を剃る事は違法
●州の許可なく、母親が子供にパーマをかけさせる事は違法
●ドーナツの穴を売ってはいけない
ドーナツをドーナツたらしめているのは、ドーナツ本体とその中央に開いている穴である。穴は一見して空虚の存在であり何も無いように思えるが、数字にゼロの概念があるように「穴が開いている」という状態を保有しており、れっきとした形而下の存在なのである。然しながらこの穴は、ドーナツを精製する過程において欠くべからざる工程であるため、残念ながら両者は非可分要素であるので売買対象とは成り得ない、と書いたところで、あんドーナツの存在を思い出した。ネブラスカ州であんドーナツを売ったら州法違反で逮捕されるのだろうか。
ノースカロライナ州
●公式でなければビンゴゲームを５時間連続でやってはいけない
●音痴に歌うと違法
公式だろうとなかろうと、5時間ぶっ続けのビンゴは州法うんぬん以前の問題だと思う。
バーモンド州
●キリンを電柱につないではいけない
街路樹ならいいようです。確認してないけど。
フィラデルフィア州
●プレッツェルをカバンに入れてはいけない。
食いしん坊、涙目。

フロリダ州
●家畜をスクールバスに乗せてはならない。
●公衆の面前で水着姿になって熱唱することは違法である。
●公共の場所で木曜日の午後６時以降に屁をしてはならない。
●未婚の女性は日曜日にパラシュート降下をしてはいけない。
●もしも象がパーキング・メーターにつながれた場合、車同様に駐車料金を払わなければならない。
●一日に３枚以上の皿を割ること、あるいは４つ以上のカップやソーサーの縁を欠くことは許されない。
●ヤマアラシと性的関係をもつことは違法である。
●妻の乳房にキスしてはならない。
●セックスをする場合、正常位のみが合法である。
●オーラルセックスは違法である。
●裸でシャワーを浴びるのは軽罪にあたる。
性関連の条文がムチャクチャ厳格。つうか、何をどうするのか非常に興味があるぞ、ヤマアラシとの性的関係。
マイアミ州
●動物の真似をしてはならない。
困ったな、ラクダの物真似ができないじゃないか。
マサチューセッツ州
●クラムチャウダーにトマトを入れてはならない。
●男性２人で公共の芝生を横切って浴槽を運ぶのは違法である（ロングメドウ市）
●タクシーの運転手は勤務中にフロントシートを利用してエッチな行為をしてはいけない。
●通夜の参加者はサンドイッチ三切れ以上を食べてはならない。
●寝室の窓がすべて閉ざされ確実に施錠してあるのでなければ、いびきをかいてはならない。
●入浴せずにベッドに入るのは違法である
●いかなる車も後部座席にゴリラを乗せてはならない
●教会でピーナッツを食べるのは違法である（ボストン市）
●ビールを手にバーの中を歩き回ることは、本来違法である（ウォーバーン市）
●児童は喫煙してもよいが、煙草を買ってはならない。
●水鉄砲を購入、販売、所有するのは違法である（マールボロ市）
●市内で核装置を爆発させないほうがよい。（マールボロ市）
また出たよ、核兵器禁止条例。連邦法で禁止しろよもう。

ミズーリ州
●動物の足に似せた4本足のバスタブを設置してはいけない
●下品でみだらな言い回しを使えるのは自宅内だけ
●未成年でも紙巻タバコの葉とロール紙の購入は可能、但しライターの購入は禁止
●赤ちゃんを怖がらせてはいけない
●象をビールで酔わせる事は違法
象がダメなら馬がいるさ！（たぶん馬もダメ）
モンタナ州
●トラックの前部座席に羊を載せたまま運転席を離れてはいけない
●7名以上のインディアンの集まりは戦闘集団とみなされ、これを撃つ事は違法ではない
●モンタナにおいて「正常位」以外はすべて違法
●車のホイールにアイスピックを取り付けてはいけない
インディアン、テラカワイソス（´・ω・｀)

ワシントン州
●1.8メートル以上の大きさの武器を隠し持つことは禁じられている。
大きさで判断すれば、大薙刀はアウトだけどRPGならOK。
一見してフリーダムなアメリカ人も、存外多くのものに縛られているようです。
世知辛いですなあ。（・ω・)