震災の一次被害のニュースであまり話題になってないけど……やばくね?
震災倒産第1号…イベント会社、人気バンドの公演中止が原因か
ホント、やばいね。連鎖倒産も続発しそうだ。
1)サバイバーズギルトにも似た心理からくる緊縮による売上減
2)自粛ムードによるイベントの中止
3)施設の損傷や電力不足による営業停止
4)震災被害にあった取引先の倒産・休業による資金繰りの悪化
1)はアミューズメント業や外食業、観光地に影響が現れている。
2)は今回挙げたケースが該当。イベント1回で数百万・数千万単位の金が動くだけに、中小企業が受けるダメージは大きい。
3)は某ネズミ王国休園や、プロ野球の開幕延期、中山・福島開催の中止がこれにあたる。
4)は特に多くの中小企業が影響を受けて、連鎖倒産を引き起こしかねない。というか、現段階で既に「あそこからは掛金を回収できないだろうな……」と諦めている問屋も数多くいると聞く。これまで地元の小売店を相手にしていた福島県の小規模問屋が新潟の小売店に営業を掛けているところに、この状況がいかに危機的かが伺える。
現に、被災地では非正規雇用の足切りが相次いでいる。それとて姑息的な措置でしかないだろう。
阪神大震災の際にはこの(3)のケースを憂慮して、神戸の商工会議所から「中小企業倒産防止共済金の貸付請求に関する緊急要望」なるものが提出されている。今回も手形の銀行取引は停止されるだろうが、資金ショートを起こす企業は数多く現れるだろう。
潤沢な資本を有する企業ならまだしも、常に資金をフル回転させている中小企業が苦境に立たされるのは必至だ。
さすがに金融屋も、いる回収できるか分からない手形を割ってはくれないだろう。
関東大震災の際にあった「震災手形」という救済措置が残されてはいるが、不良債権が紛れ込む危険性もあるので、おいそれと実施に踏み切るわけにはいかない。
被災地に遠慮したり、先行きが不透明なことによる不安もあるだろうが、こんな時だからこそ平時通りの消費が求められる。
外食をしたっていいじゃない。
観光地にだって行けばいいじゃない。
余震の心配がない場所なら、イベントだってばんばんやればいいじゃない。
迷走しまくっているクラゲ政府に、この状況の打開はまったく期待できない。日本の経済は消費者の手によって活性化させるしかない。
募金や救援物資も結構だが、消費活動もりっぱな「復興援助活動」ではないだろうか。
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