ネアルコから派生した大父系がニアークティック(≒ノーザンダンサー)、ナスルーラ、ターントゥの3本であることは衆目の一致するところと思われるが、後継のラインはもちろんこの他にもある。ダビスタ内にはダンテ系2頭とモスボロー系1頭の、計3頭の種牡馬が収録されている。いずれも1996年の時点ですでにマイナー父系であり、現在日本ではどちらも断絶している。
デフォルト種牡馬・公式パス種牡馬は系統図内ではオレンジ文字、IDのみ設定されていてパス非公開の種牡馬は グレーで表示している。なお、後者に関しては記事内では触れない。
- Nearco
- Dante 【ダンテ系】
- Darius
- Derring-Do
- ハンターコム
- ダイナコスモス
- High Top
- Top Ville
- サンテステフ
- Top Ville
- ハンターコム
- Derring-Do
- Darius
- Mossborough 【モスボロー系】
- Ballymoss
- ボールドアンドブレーヴ
- ゴールドレット
- ボールドアンドブレーヴ
- Ballymoss
- Dante 【ダンテ系】
上述の通り、ダンテ系もモスボロー系も1996年当時で斜陽化してたが、前者はトロットサンダーが活躍したことで若干の期待が持たれはした。ただ、トロットサンダーは地方重賞馬を何頭か出しただけに終わり、こちらの父系は21世紀に入ってほどなく断絶した。海外でも障害用種牡馬が何頭か残っている程度であり、あと数年のうちに父系自体が消滅しそうである。後者はゴールドレットから東海S勝ちのゴールドプルーフが出現し、同馬は種牡馬入りして2020年頃まで種牡馬生活を送っていたようであるが、こちらも後継種牡馬が現れず現在では父系は消滅している。モスボロー系はダンテ系より若干マシで、南米にごく少数ながら直系種牡馬がいるようである。
これらネアルコ傍流の種牡馬はDS96においても微妙な存在で、有効なクロスが少ないうえにパラメータも微妙で、産駒のレベルは中堅どころのやや下、といったところである。同じネアルコ直系でも、ネイティヴダンサーを使えるニアークティック系やスピードアップの血が多いナスルーラ系などに比べると、ニックス相手がいないことと相まって強豪馬生産は苦しい。
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